「お前、子供の頃にママや先生に教わらなかったのか?」

「使ったものは片付けろってな」
まずはじめに、K君にCDの回収をしたと報告しておこうと思う。まあ、連絡ノート通称仲日にも書いたけれど。
で、貸しておいたCDなのだが、これが少々酷い扱いで、歌詞カードの折れや盤面の傷、ケースの割れ等はなかったのだが、置かれ方が常識外であった。まあ、K君本人がこれを行ったとは考えられないため、どこかの方が興味本位で行った(行ったというほど意識的ではありえんことだが)と考えられる。
貸したものはSIAM SHADEのCDであり、常磐の持ち物のうちでは比較的大事なものの上位に入るものである。
そのうち、6〜8の3つは貸したときの袋の中に収まり、綺麗にロッカー中に入っていた。
1〜4はロッカーの中にぽんと置いてあったような状態。重ねてあったため、とりあえず片付けて収まったとは言えるだろう。
問題は5。K君には言っておいたのだが、これは初回限定のミラーコーティングケース(とはいえそれほど高いものではない)で、割と傷つきやすいから気をつけてねと言付けておいたものである。これがなぜかロッカーではなくテレビの上においてあったのである。

俺は憂う。漫研の人は片付けもできないのかと。そしてそういうこと言う自分も片付けしないな、と。
幸いにも初めに言ったとおり傷はついていなかったので問題はない。おそらくは先週辺りの修羅場のときにでも聴き、そのまま放置しておいたものだろうと思う。


もしこれを読んだ会員は、この駄目人間なりの言い分に少し耳を傾けてやってはくれまいか。
誰かのCD。それは誰か分からないこそ当然に誰かのものであって、イコール扱うなら誰かのとても大切なものとして扱うべきではないかということに。


無論、俺もこれから気をつけようと思うし、今回の件は放置していた俺も悪いとは思う。
それでもこう嘆願せざるを得ないのである。ロッカーの中のものは少なくとも歴史なり思い入れなりあるわけで、それを粗末に扱わないで欲しいと思う。